第9号 「試算表をB/S・P/Lに分ける」

第9号 「試算表をB/S・P/Lに分ける」

第9号

 簿記の話〜その9〜 「試算表を貸借対照表・損益計算書に分ける」


簿記は、すべてがキャッチボールですから、
左右の大きさは、常に同じです。
このことを「貸借一致の原則」といいます。


現金  300   借入金  200
商品  200   資本金  300
仕入  100   買掛金  100
売掛金 500   売上   500


これは、前回最後の試算表です。
ここから、損益計算書の部分を取り出します。


仕入  100   売上   500


できました。
あれっ!
早く、みなさん、私のボケに突っ込んでくださいよ!


命がけでボケてるのに、、、。


貸借が一致していませんよ〜。
簿記の大原則ですよ〜。


左側が「400」小さいです。


ここは、左側に400を足して、
貸借を一致させましょう。


仕入  100   売上   500
利益  400


これで、どうですか?
一応、貸借が一致しましたね(無理やり)。


さあ、このできあがった損益計算書を見てください。
仕入100を500で売って400の利益ですね。


損益計算書の役割は、
「企業の営業成績を表す」でしたね。
ちゃんと、表してます。
1人前に。


ここで損益計算書に登場する科目が明確になりました。
仕入は「費用科目(ひようかもく)」です。
売上は「収益科目(しゅうえきかもく)」です。


損益計算書には、費用科目と収益科目が登場します。
そして、費用収益の差額が利益となります。


今回の利益は500−100=400
で400が利益です。


費用科目は他にどのようなものがあるでしょうか?


社員に給料を払ってませんでした。「給料」
文房具は、「事務用消耗品費」


収入印紙は、「租税公課」
電話代は、「通信費」


まだまだたくさんありますね。


収益科目はどうですか?


銀行預金の利息、「受取利息」
株式の配当、「受取配当金」
見本商品が売れた、「雑収入」


費用科目に比べると収益科目の種類は少ないです。


ここで、もう一度損益計算書を見てください。


仕入  100   売上   500
利益  400


左側に費用科目、右側に収益科目です。
これがそれぞれの科目のホームポジションです。


費用科目がどんどん増えていくと
左側に足していきます。


収益科目がどんどん増えていくと、
右側に足していきます。


今回は、損益計算書の費用収益科目について
お話しました。
「ホームポジション」は重要です。


家の位置がわからないと、家に帰れません!
今週は、ここまで。