第7号 「商品の売り上げ」

第7号 「商品の売り上げ」

第7号

 簿記の話〜その7〜 「商品の売上」


前回仕入れた商品を今回やっと売上げます。
よかった、、、。


(売掛金)   500 / (売上)   500


現金  300   借入金  200
商品  200   資本金  300
仕入  100   買掛金  100
売掛金 500   売上   500


さて、ここで問題です。
何かおかしいところに気づきませんでしたか?


仕入の場合、最初から掛取引はありえない、
という話を前回していました。
この仕入れをした取引先は、当社が仕入れをしたことで
売上があがったのですね。


これで、おわかりですね。
あれ?まだ、おわかりにならない?


では、ここで話を変更いたします。
ここからの話が終わるまでに答えをさがしてください。


今まで、当社の取引について
当社の仕訳を起こし
試算表を作成してきました。


例えば、
(仕入)  100 / (買掛金)   100


これは、当社が掛取引で商品を仕入れたのです。
ここで、反対に取引相手側から見てみましょう。


相手先は、当社に対して掛取引で売上げました。
そう、仕入の反対で売上ですね。


(売掛金)   100 / (売上)   100


このように、取引先はまた別の仕訳をしているのです。
ここで話を元に戻します。


答えがわかりましたか。
答えは、
「初めて仕入れたときは掛け取引がだめだったのに
今回の売上が掛取引になっているのでおかしい。」
ですね。


私は大阪人ですから、
ぼけたときは、
しっかりとつっこんでくださいね。


確かに
初めてのお客様に対しては、掛取引をしないのが普通です。
しかし、世の中常識だけでは生きていけません。


当社が売り上げた先は株主から紹介を受けた
上得意(じょうとくい:たくさん買ってくれる優良顧客)候補です。
初めてだから現金決済せよ、とは言えませんでした。


何か、いじわるクイズみたいです。
でも世の中は力関係で決まります。(爆)


現金  300   借入金  200
商品  200   資本金  300
仕入  100   買掛金  100
売掛金 500   売上   500


今回は世の中の厳しさをお話しました。(笑)
次回は、この試算表をひきちぎって
貸借対照表と損益計算書を作ります。


まだ決算じゃないけど。
やってみます。