第6号 「商品の仕入パート2」

第6号 「商品の仕入パート2」

 簿記の話〜その6〜 「商品の仕入パート2」

前回、現金を支払わないと、
商品を仕入れることはできません。
と申し上げました。

簿記の教科書には、
いきなり、掛取引が出てきます。

掛取引とは、取引の双方が信頼の下で
現金を使わない取引を指します。

信用があるので、お金は後払いでいぃですよ。
1ケ月分まとめて支払ってくださいね。

そんな取引を「掛取引(かけとりひき)」
といいます。

前回、「商売開始早々、掛売りをお願いすることはできません」
としたのは、こういう理由だったのです。

現金  300   借入金  200
商品  200   資本金  300

1回目の仕入が先方に気に入られました。
次回からは、当月末日締切の翌月末日振込による支払い
という条件での取引となりました。

今月はこの2回目の仕入で最後になりそうです。
商品100を掛仕入します。

(仕入)  100 / (買掛金)   100

買掛金(かいかけきん)とは、掛取引で発生した支払うべき代金を指します。
この取引では、来月の末日という設定です。

この状態が
現金  300   借入金  200
商品  200   資本金  300
仕入  100   買掛金  100

この取引により、上の表が膨らみましたね。
もともとあった科目は変化してません。

次に、前回少しお話した「試算表」について話します。
会計期間(通常1年間)中に取引ごとに仕訳をし、
上の表がどんどんふくらんできます。

前回までは、貸借対照表と呼んでいました。
今回からは、「試算表」と呼びます。

今までうその話をしていたのではありません。
貸借対照表に乗ってこない科目が登場したのです。
それは、「仕入(しいれ)」です。

「仕入」は、貸借対照表ではなく「損益計算書」に所属する科目です。
次回は「損益計算書」と今回登場した「試算表」との関係をお話します。

今回は新しい単語がたくさん出てきてすみません。
こんな単語が出ていたな、くらいで結構です。
詳しくは、次回に!